390 DUKEとの出会い(前編)
バイクには久しく乗ってない。
いわゆる「リターンライダー」になるのだろうか?
そんな真夏のある日、本屋に行って何となく目に入った「オートバイ」を立ち読みしてた。
パラパラとページを捲っていると、オレンジ色の何かに目を奪われた。
『これは実物を見なければ』
そう思うやいなや、週末にKTMショップへ出かけた(立ち読みの当日ではない
KTMショップまで1時間半かかった。
かなり時間が掛かって遠い。
なぜなら自転車だったから。
お店の中で一番エライ人であろう、そのディーラーの人(以下、デ)に話しかけてみた。
私「250 DUKEはありますか?」
デ「いやー、もう納車してしまってないんですよー。アハハハ」
これはショック、ユー・アーショック!
なぜなら自転車で1時間半かけて来たから。
そんな私に対し、セールストークが始まった。
デ「200 DUKEがありますよ、これです。」
そこにはプリティーなDUKEがあった。
なぜならPPつけまくりの意識オレンジ系丸出し仕様だったから。
私「スゴイですね、コレ。分かります、PPつけまくりですね」
デ「そうなんです。更にシフトもオレンジなんです」
私「分かります、これPPじゃないですね。ヤバイっすねw」
デ「コレに乗ってる方は女性なんですが、カスタマイズしまくりですよ」
ここで眠っていた闘争心がメラメラと燃え出し始めた。
なぜなら負けず嫌いだから。
燃え始めた闘争心をいなそうと、目の前の200 DUKEから話題を逸らすことにした。
私「それにしても暑いですね。390 DUKEはありますか?」
デ「こちらになります」
ようやく涼しいところに案内された。
〜後半へ続く〜
■今回読んだ本
Amazon.co.jp: オートバイ 2015年8月号 [雑誌]: 本