KTM 390 DUKEについてアレコレ

KTM 390 DUKEのブログ。日常にオレンジを! 三╰( 'ω')╯

390DUKEに乗って長野へ(後編)

前編はコチラ

390duke.hatenablog.com

 

 


上信越自動車道を下りて、一般道へ。

 

時間は13時過ぎ。
道は混んでないので、トコトコツーである。

 

GoogleMapにしたがって上田城跡公園の駐車場へ向かっていたが、バイクは別の駐車場への表示があった。
ぐるりと迂回し道なりに進むと、それっぽい駐車場が見えた。

 

なんと無料である。
バイクで小銭を払うのは面倒なので、手間いらずで助かった。
(バイクのETCがない頃、料金所は後ろを待たせる感じが苦手だった)

 

平日にも関わらず、駐車場は割と車が停まっていた。
長野ナンバーが多いが、県外ナンバーもちらほら。

 

駐車場から上田城跡公園に向かうには、階段を上がる必要があった。
が、これが割と急な角度で且つ狭い。
小さいお子さんやお年寄りには厳しい。
多分、その場合の別ルートはあるだろう。

 

寒い中、ずっとニーグリップでガチガチになった両足にムチを入れながら階段を登る。
頑張って登った先にはご褒美があった。

 

f:id:ktm390duke:20191221093703j:plain
巨大な銀杏の木である。
見事な色づきで存在感がスゴイ。

 
銀杏の木を左手に道を折り進むと真田神社があった。

f:id:ktm390duke:20191221093824j:plain

 

もともと名前は松平(しょうへい)神社だったらしいが、昭和になって
初代上田藩主の真田信之(信幸)から真田神社になったとのこと。
※上田藩主は、真田→仙石→松平となっている。

 

境内には真田信繁(幸村)の鹿角脇立朱塗兜を模した巨大オブジェがあった。
外国人観光客の方がめっちゃ写真撮りまくってた。

f:id:ktm390duke:20191221093942j:plain


神社の外でものすごく大声で叫んでる人がいるので何だと思って
見に行ったら、真田十勇士の幸村と名乗っていた。
観光客のおばちゃんがキャーと言って一緒に写真を撮ってたけど
自分も撮りたかった。
ボッチなので離れたところからサッと撮って冷静を装った。

 

そうこうしていると本丸東虎口櫓門が見えた。
上田城跡と言えば、この櫓門である。
公園で城っぽいのはココ。
平城は復元されていないので。

f:id:ktm390duke:20191221094050j:plain

この櫓門は真田信之ではなく、仙石忠政によって復建された
二上田城の櫓門を復元したもの。

 

真田の名が残っているのは、真田石と呼ばれる石垣。
城マニアではないが、石垣を見る度に良くこんな大きいものが
運べたなと感心する。


本丸跡の紅葉はそれは見事だった。
こんなに赤々とした紅葉は見たことがない。

 

散歩コースなんだろう、犬の散歩に来たおばさんが写真を撮っていた。

f:id:ktm390duke:20191221094209j:plain



一通りぐるぐる回ったので、都さんと待合せの場所へ向かう。
この時に向かう道がトコトコ走れてとても良かった。
信号も少なく、車も人の通りも少ない。
こういう道をトコトコ走ると、日頃の喧騒から離脱できた感がある。

 

まだ昼ご飯を食べてなかったので、セブンイレブンで休憩。
パンを貪り食って一息ついた。

 

空気は凛として冷たく、空が広い。

 

空腹を満たしたので、次はバイクの腹を満たすために移動。

 

入ったガソリンスタンドはセルフではなかった。
最近はセルフしか行ったことなかったので、ちょっとビビった。

 

ハイオク満タンで。

 

店員さんがどの辺まで入れますかと聞いてきたので、
もうちょっとお願いしますと行ったら、かなりギリギリで溢れそうだった。
ってか、ちょっと溢れてた。

 

支払いは店員さんにカードを渡すのだが、セルフ慣れしてるので
カードを刺すところを探してるところで脳がバグった。
一連の所作が違うとバグる。

 

セルフが当たり前だったけど、いろんな当たり前は意外とそうでもない。
日常も振り返った方がイイかも知れない。


待合せ場所のカフェに着いてちょっとしたら、都さんがいらっしゃった。

おー、あの都さんに会えたと感慨一入。
そして隣にはお子さんも。

 

めっちゃカワイイ…

 

転生して都さんのお子さんになるとかツイートしてたのを思い出して
一人で恥ずかしかった…
タイムリープしてあの時の自分を殴りたい…

 

と妄想していると、お子さんの服から見覚えのあるあみぐるみが。

 

うわー、懐かしいわー。
都さんにお送りしたあみぐるみとの再会。
まさか会えるとは思わなんだ。

 

大事にしてもらってたんだねと心の中で声を掛ける。
いやー、素直に嬉しい。

 

お店に入りましょうと店内に入り、大き目のソファー席へ。

 

うわー、めっちゃ久し振りに座った。
シートじゃないところに座ったのはいつ振りだろうと、ここでまた一人で過去に遡っていた。

 

飲み物は決まりましたかと都さんの声で現実に戻る。

 

珈琲はトイレが近くなるので、ココアにした。
寒い時のココアは温まる。


都さんは390DUKEを買うと決めた時、KTM勢で初めてフォローした方だった。
なので、あの都さんだーという気持ちで内心ドキドキである。

 

持って来たあみぐるみをお見せする。
真田幸村の兜をかぶった白猫のあみぐるみ

 

「しゃなだ~」

 

え?
おいおいおいおい。
今、何と?

 

「しゃなだ~」

 

ヒャーーッ!
これは萌え死しますわ。

 

お子さんが可愛過ぎる。
思わずほっこり。

 

えー、実は○○だったんですかーみたいな話をしていると
お別れの時間になった。

 

バイバイ、転生しなった自分にサヨナラ。


帰りは見事な夕焼けだった。
茜色の空がとてもキレイ。

 

また寒さの中、高速を休憩なしで帰る。
せめてネックウォーマーぐらいあれば良かったかも。