390 DUKEのエンジンが掛からない
KTM福岡に用事があったので、出掛ける準備をしていた。
キーを挿し、スターターを押してもエンジンが掛からない。
ここ最近は一発で掛かることがなく、10分ほど格闘することが多かった。
しかし今回は様子がおかしい。
メーターにエラー表示が出るのには慣れている。
サイドキーを回し、スターターを押す。
これを何度繰り返しても、エンジンが掛からない。
気温が4℃と低めだったので、勝手にそのせいかと思っていたが、違うとのご指摘があった。
@hashi_nao そんなことは無いと思います。バッテリー弱ってませんか?
— 呑ちゃん@4月8日大洗町 (@doncyaner6fduke) 2016年3月12日
@hashi_nao それだとマイナス世界があるこっちでは、エンジンかからない人が続出しそうですが(笑)
— 呑ちゃん@4月8日大洗町 (@doncyaner6fduke) 2016年3月12日
ごもっとも。
寒くなってからこの現象が発生していたので、気温のせいにしていた。
ごめんよ、気温さん。
そんな現象はないよとのご意見も。
@hashi_nao うちの子はかからんかった事ほとんど無いけどなぁ
— 尾てい骨を粉砕したまっつん (@930_matsu) 2016年3月12日
そんなこんなで30分以上が経過し、KTM福岡さんに電話した。
私「おはようございます」
K「おはようございます」
私「エンジンが掛からないのですが、どこをチェックすれば良いですか?」
K「スターターは回りますか?」
私「回りますが、弱くなってエラーが出ます」
K「なるほど」
私「バッテリーが弱ってるんでしょうか?」
うちには検電器がないので、バッテリーの電圧をチェック出来ない…
K「その可能性はありますが」
私「ますが」
K「なぜ弱くなってるのかを調べないと分かりません」
私「どうすれば良いでしょう」
K「あとでピックアップに伺いましょう」
私「よろしいですか?」
という訳で、ピックアップに来て頂けることになった。
私「よろしくお願いします」
K「早ければ本日中にはお渡しできるかと」
私「承知しました」
--- 当日の21:30頃 ---
プルルルル
K『お待たせしました』
私『こんばんは』
K『今からお届けに参ります』
私『はい、お気をつけてお越し下さい』
--- 当日の22:00頃 ---
私「こんばんは」
K「こんばんは」
手際よく、DUKEを荷台から降ろしている。
私「原因は何だったんでしょう?」
K「プラグが被っていました」
え?
プラグ??
1ヶ月半前に交換したばかりなのに???
その頃にちょっとしたトラブルがあり、プラグを交換してもらっていた。
ええ、ちょっとガソリンが噴き出すというトラブルに遭ったので。
私「何でまたプラグが」
K「エンジンを掛ける際、濃い密度でガソリンが噴射されるんですが」
私「はい」
K「何度もエンジンを掛けようとするので、プラグが被ってしまったようです」
私「なるほど」
K「対策の1つとして、燃調マッピングを最新化しました」
私「おお」
K「これで濃度が多少変わります」
私「良かったです」
今回のトラブルがなければ、燃調マッピングが最新化されることはなかっただろう。
転んでもただでは起きない。
K「もちろん、プラグは交換済です」
私「ありがとうございます」
K「バッテリーも充電しておきました」
私「かたじけない」
と、解決したように思われるが、まだ原因はあった。
私「ちょっとエンジン掛かるか確認してみますね」
K「はい」
スターターを回すと同時にアクセルを開ける。
K「あ」
私「え」
K「アクセルは開けなくてイイです、インジェクションですから」
私「あ」
そう、キャブレターの時とおなじ感覚でアクセルを開けていたのだ。
と、いくつかの要因が重なり、今回のエンジン始動トラブルを引き起こしていた。
気温が低いことはは、要因でも何でもなかったのだ。
■今後の対策
今回のようにバッテリーが弱った時のために、充電器を用意した方がいいかなと思った。
あると安心だ。
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